長野市〜山ノ内町でウェブメディアの取材補助をする日曜日
こんにちは、ナカノ(@jimonakano)です。
両手で大事そうに卵を持っていますが、今後の記事進行になんら影響はないので特に気にしないでください。
突然ですが、こちらのウェブサイトをご存じでしょうか。
長野県内の不思議スポットや、おもしろグルメ情報など長野のオモシロさを独特の切り口で紹介しているウェブサイト、長野ウラドオリです。北信から南信まで網羅し、記事総数は1,000以上。
ガイドブック買うより、長野ウラドオリ見たほうがディープな長野を堪能できるよと人に勧めたくなる素敵&素敵サイトなのです。
そんな私も大好きな長野ウラドオリの中の人、すなわち編集部こそが今回の依頼主。
ワカバヤシヒロアキさんだ〜〜!!!
ブレました。
長野県を代表するウェブライターさんからの依頼に興奮したので仕方ありません。
ワカバヤシさんはこんな人
長野好きすぎだろ。
ちなみに数ある記事の中で私が一番好きなのはこちら
ワカバヤシさんの表情筋が最も使われている記事だと思うので是非ご覧ください。
さて、肝心の依頼内容は、「ウェブメディアの取材補助(インタビュー相手を安心させるために、ナカノちゃんのような女性がいると助かります)」とのこと。なるほど。
そして、今回お手伝いした取材はこちら。
「YOUは何しに信州へ?」@長野駅
某テレビ番組を信州バージョンでお届けします。
内容を簡単に説明すると・・・
長野駅で発見したこれからどこかへ向かおうとする外国人観光客に声をかけ、そのまま目的地まで一緒に付いてっちゃおう!という企画。
確かに見知らぬ土地で、突然異国の男性に話掛けられたら怪しむ人が多いかもしれません。よし、いっちょやったろう。
ワカバヤシさんがこの取材から作成した記事がこちら。
是非、先にお読み下さい。
私が写真提供した1時間後に記事が公開されました。筆の速さがハンパない。
・・・さて、取材を始めるにあたって
スケッチブックを準備していたワカバヤシさん。
ワカバヤシさん 「昨日携帯の翻訳アプリを使いながら書いてみたんだよね。英語が苦手だからさー。」
ナカノ 「なるほど!便利な世の中ですよね〜。私も英語ほぼ分からないですけど助けられてます。」
ワカバヤシさん 「これ、もう一枚あって・・・」
ペラッ
「私はウェブメディアです。(長野ウラドオリ)
あなたに到達することができますか?
あなたに関するデータを少し集めたいです。(yahoo!翻訳調べ)」
ナカノ 「ワカバヤシさん、なんとなくですけど、これ使わないほうがいいです。」
ワカバヤシさん 「そっか」
途中何組か話かけましたが、なかなかうまくいかない・・・。
20分後
なんだかいけそうなヒゲメンズ!
同行を快諾してくれたのはオーストラリアから来た21歳のクリスさん。
さっそく電車に乗ってことに。
我、無言。
改札まできたものの、次の電車まで30分以上ある。
距離を縮めるならいまだ!!
あさっての方向を見る。
上手くコミュニケーションがとれないやきもきで顔が終わってる。
おもむろにアイスを口に、
NICE!
やっぱり甘いものは人をシアワセな気持ちにさせてくれますよね。
そこから会話が弾み(単語の羅列)、だんだんクリスさんさんのこともわかってきました。
単語の羅列で分かったクリスさんのこと
- 医学部生
- 写真家
二足のわらじとはこのことか・・・!
パタゴニアで撮影した写真。
携帯に最初から入ってる画像じゃないの?ってくらい綺麗。
そうこうしているうちに、出発の時間。
電車に乗り込みます。
おもむろにスケッチブックとペンを取り出すワカバヤシさん。
記事の構成・・・・?すごい勢いでペンを走らせていた。
なかなか見かけないレトロな仕様の机。・・・ん?
なんだこれ〜〜〜!電車にせんぬきついてる!
こうやって使うみたい!知らなかった!!!
ワカバヤシさんがスケッチブックと向き合う中、私は静かに興奮していました。
〜1時間後〜
終着駅:湯田中
クリスさん 「ギョーザ!ギョーザ!」
駅に着くやいなやクリスさんが餃子を求め始める。どうやらお腹が空いたらしい。
駅にはクリスさんを迎えにきた宿の方が。ご厚意で我々も車に乗せていただくことに。
湯田中駅からクリスさんが本日宿泊する渋温泉「小石屋旅館」へ。
宿へは車で15分ほど。
クリスさん 「オー! クモン!! クモン!!」
車中、突如叫ぶクリスさん。
クモンとは日本でおなじみの「公文式」のこと。海外にも沢山あるみたいで、クリスさんも昔通ってたらしい。
ついた。
THE・和な外観にクリスさんは喜んでいた。この日はほぼ満室。オーストラリアからのお客さんが多いそう。
せっかくここまで来たのでクリスさんと一緒に少し探索することに。
お、
温泉卵じゃ〜〜!! 50円だって!
卵には目がない私はすかさず駆け寄る。
ナカノ「これこれこれ〜温泉といったら温泉卵なんだから!」
クリスさんにはハマらなかったらしい。
帰りの時間も差し迫っていたので、最後に夕ごはんを食べようと餃子の食べられるお店を探す。
タイミングよく開店直後のラーメン屋へ。
ワカバヤシさん 「ほら、餃子あるよ!餃子!」
クリスさん 「NO」
ワカバヤシさん&ナカノ 「食べないんかい」
思わずハモりました。
最終的にチャーシュー麺を頼んだクリスさん。
日本に初めてきたのに箸を上手に使う。
何はともあれ満足したようで一安心。
最後にワカバヤシさんからプレゼントが。
ワカバヤシさんお手製の我々の連絡先カード。
電車で書いていたのはこれだったんですね。
クリスさん!残りの長野滞在楽しんでね。
そしてワカバヤシさん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました!
いやはや長く濃い一日でした。
私はさっそく、家に帰ってこの温泉卵を食べたいと思います。
えへへ。
それではまた!
今回のナカノの学び
- 翻訳アプリはあてにならないことが多そうだ
- ボディランゲージが大切とはいえ、英語が話せないとコミュニケーションを取るのに手こずる
- 世の中にはせんぬき装備の電車がある
- 1000記事以上書いている先輩ライターは筆が速い
長野県内のみなさん、安心してください。ナカノがいますよ。