プロポーズされて結婚・出産が現実的になったので「ゆめサポママ@ながの」を訪ねた火曜日
雪の中こんにちは、ナカノです。
私事ですが、昨年秋に付き合っている彼氏からプロポーズをされました。いえ〜い!
ちなみに、手に持っているのはプロポーズの時に渡された花束です。
プロポーズ時には、「どうせ枯らしちゃうでしょ!」とドライフラワーのブーケを渡された。よくわかってるな〜。
さて、私は今年で29歳になるのですが、「結婚したいなあ!」と夢見ていた20代前半とは違って、いざ結婚が現実になると、いろいろな不安がよぎるのです。
「子供ほしい!今すぐ産みたい!育てたい!」というマインドでいたので、「結婚するならすぐに子供をつくりたいけど、あれ、まずはどんな情報が何が必要なんだろう???」と急に現実的になって慌てているのが今。とりあえず某子育て雑誌をちら見してみたのですが、情報量が多すぎて一瞬で離脱してしまいました。
さらに、先のことにはなってはしまいますが、子供ができてからの仕事についても正直不安は大きい!現在、フリーライターとして活動しながら、長野市・善光寺のお店「やってこ!シンカイ」で店長業もやっています。が、子供が生まれたら働き方はきっと今とは変わるはず。
というか、子育てが落ち着いて(推定半年)すぐに仕事って戻れるのかな・・・?
うーん結婚はもちろん、妊娠出産も初めて尽くしでヤダー!!子育ても不安不安不安〜!
と、漠然とした不安を抱えていたのですが、とりあえずここを知っときゃ長野での子育てはなんとなく安心という団体「ゆめサポママ@ながの(以下、ゆめサポママ)」よりナイスタイミングでシンカイのクラウドファンディングにご支援いただいたため、活動を取材し、紹介していくことに・・・!
この記事は、
・これから結婚して長野で子育てを考えているカップル
・旦那さんの転勤で長野に行くことになった女性
・子育てが落ち着いたら手に職をつけたいと思っている方
・ママ友の繋がりに苦手意識を感じているプレママ
に読んでいただけたらと思っています。不安解消してこ〜!!
「ゆめサポママ@ながの(以下、ゆめサポママ)」は2016年1月に誕生した団体です。コーチング講師の森田舞さん(写真・左)、ファイナンシャルプランナーの北村きよみさん(写真・中)、ライター兼料理家の大口知子さん(写真・右)の3人で立ち上げました。
今回は、大口知子さん(写真・左)と森田舞さん(写真・右)にお話を伺いました。
〈プロフィール>
大口知子さん
フリーライター、簡単料理研究家
大学生の息子2人の母/中野市在住
森田舞さん
社会保険労務士・コーチングアカデミー長野校校長
7歳(小2)と4歳(年少)の娘2人の母/長野市在住
取材を行った場所は、「ゆめサポママ」が運営する食堂「ゆめママキッチン(長野市・県町)」。
料理好きのママたちの手作り定食が、なんと500円から食べられるというお財布と胃袋に優しいお店なのです。
この週のみそしる定食のメニューは粕汁定食。こんなに具沢山でおかずもついて500円はお得!
スキルを活かした働き方と子育ての両立をサポート!
ーーこんにちは!会っていきなりで恐縮ですが、私この間彼氏にプロポーズをされたんです。とても嬉しかったのですが、結婚・出産が現実的になった途端、不安が大きくなって。
大口知子さん(以下、大口さん):あらら、おめでとう!!今が一番楽しいときじゃない〜!
森田舞さん(以下、森田さん):いいじゃんいいじゃん、結婚するの〜?彼氏はどんな人?見せて見せて〜!
ーー(めちゃくちゃノリがいい……!)ゆめサポママは、私のように結婚や出産、育児に不安を抱えている人のサポートを行う団体という認識であっていますか……?
大口さん:ゆめサポママは、「ママの『何かやりたい!』を実現」をコンセプトに活動している任意団体ね。出産・育児の不安を解消することはもちろん、出産によって一度キャリアを手放してしまった女性に向けたセミナーやイベントの企画、県内企業から仕事を受けスキルを発揮してもらう場の提供がメインの事業!
森田さん:2016年にセミナーやイベントの企画・運営からスタートし、ありがたいことに徐々に名前が浸透していき「長野のママの活動=ゆめサポママ」だと認識してもらえるようになって。
企業から「こんなことできませんか?」とお仕事をもらえるようになったので、2017年に「リングワークス」という形で外注を受け始め、スキマ時間でできるデータ入力から、デザイン業務などをお母さんたちに仕事としてお願いするようになったのよ。
大口さん:きっと「子育てが落ち着いたら、パートをしようかな」と考えているお母さんってたくさんいると思うのね。だけど、パートじゃなくて、好きなことやスキルを活かせる仕事ができたら素敵じゃない?
だから私たちが企画しているセミナーやイベントは、ママ友の集まりにとどまらないものが多いね。「写真の撮影講座」や「フォトショップの使い方」などスキルが身につくものから、「スタートアップスクール」「プチ起業講座」など小さく事業をはじめる人に向けたものまで幅広いの。
ーーなるほど…!でも、正直そういう講座やスクールって、参加するハードルがめちゃくちゃ高い気がするのですが……。元々、代表三人はスキルがあってひとりでも道を切り拓いていく強いママ!という印象があります!
森田さん:あらっ、意外とそんなこともないのよ〜!
ーーというと?
森田さん:確かに、ゆめサポママのイベントに来てくれる人は、元々バリバリ働いていたけど、その仕事は子育てと両立は難しいって退職した人は多いかもしれない。でも、何かしたいって自主的に動ける人が多いかも。自主的に動ける人が多いかもしれないね。イベントを知ったきっかけを聞いてみても、「子育て 長野」みたいなワードでネットの検索からたどり着いたって人が大半だから。
だけど「自分に自信がないけど、何か始めてみたい」とか「幼稚園や小学校のママ友以外の知り合いと出会いたい」という気持ちでフラッと遊びに来てくれる人ってすごく多いのよね。
大口さん:お母さんって外に積極的に出ないと、いつも家で子供と一対一なんだよね。どんどん世界が狭まっていって不安になっていっちゃう。365日ずっと子育てで頑張っているとノイローゼになるよ。
私も過去に子供と向き合った結果、子育て中にノイローゼになってしまって。元々夫の転勤で、地元から離れて長野に来たの。昼間は夫が働きに出るから、ひとりになっちゃうでしょ。
だからこそ、同じ子育て世代の悩みには共感できる部分が多いと思っているの。イベントに来てくれるお母さんたちは、スキルを得られることはもちろんだけど、外との繋がりを求めて来てくれる印象が強いね。
ーーそれは意外でした!というか、私は結婚も出産も経験したことがないので、自分がお母さんになったと時の心情が全く想像できないんですよね。未知だからこそ、漠然とした不安でいっぱいです。
森田さん:それはきっと誰でも一緒だと思う!私たちだって初めての出産は不安だったもの。今は「Zoom※」を使ったイベントも実施していて、長野県内どこにいてもママたちが繋がれるんだよね。長野市と飯田市の子育て中のお母さんが知り合うなんてこと、昔だったらなかなか考えられないもんね。
※Zoom→パソコンやスマートフォンを利用して、ウェブ会議やセミナーが実施できるサービス。複数人で使用できるテレビ電話のようなもの。
大口さん:なんてったって代表3人の子を合わせると、それぞれ幼児から保育園児、小学生から大学生までの子まで勢揃いしているから(笑)。子育てはもちろん学資や夫との関係までどんな悩みもドンと来いよ!
ーーめちゃ頼もしい!
「ゆめサポママ」の活動は情報発信は会員登録の必要は一切ありません。セミナーやイベントの情報は、誰もがアクセスできるFacebookページとLINE@で随時配信しています。特に、LINE@では在宅で行える簡単な仕事の紹介も行っているのでオススメです(1月31日まで登録キャンペーンも実施中 ※詳細は記事の最後にまとめてあります)。
顔色をうかがう必要なし!「やりたいこと」だけに全力を注げる環境
ーーめちゃくちゃ偏見かもしれませんが、ママ友の繋がりって周りに合わせなきゃいけなかったり、ヒエラルキーができたりして、めちゃくちゃ怖いものだと思っています。楽しそうな活動をしているなと思う半面、ゆめサポママへの参加もビクビクしているですが……。
森田さん:あはは、わかる(笑)!私たちもママ友の繋がりは苦手よね〜。
ーーえっ、そうなんですか!?
大口さん:意外と繋がりはあっさりしているかもしれない。私と森田も仕事上いつも一緒にいるけど、プライベートで遊びに行ったことはほとんどなくて。
ゆめサポママでは、「やりたいことを、やりたい人が、やりたいだけ」という考えを常に持ち続けているの。だから、やりたくないことには関わらなくてオッケー。むしろ興味のあるイベントや企画にだけ参加してほしい!他のお母さんの顔色を伺って行動することも必要ないってことね。
ーーそれは意外でした!きっと自分には合わないと敬遠している部分がありました。
大口さん:「◯◯ちゃんのママ」みたいな子供の親同士の付き合いと距離をおいて、ゆるい繋がりを持ちたい人は「ゆめサポママ」への参加が向いているかもね。
森田さん:極端な話、学生時代に団体行動が苦手だったお母さんにオススメしたいな(笑)。
ーーなるほど、それはイメージしやすいです!
「あなたは10年後どうなっていたい?」お母さんにこそ、夢を語ってほしい
スタートアップ講座の様子。少人数でがっつり!
ーーでは、実際「ゆめサポママ」の活動に興味持った女性にオススメの講座はありますか?やっぱりドンと来い!とは言われても、いきなりセミナーに飛び込むことにひるんでしまう人もいそうな気がしていて。
森田さん:「ゆめサポママ」の代名詞とも言えるイベント「妄想会議」がオススメね。不定期開催しているイベントで「こんなものが自分が住んでいる地域にあったら」「こんなイベントをやってみたい」というアイデアをみんなで徐々に形にしていこうというもの。
毎回、肩肘はらず、テーマに沿った妄想をとにかく出し合っていくの。見事形にできるものもあれば、できないものもある。もちろん実現できたら素晴らしいけど、形にできなくても問題はないのよ。今実施しているセミナーや講座も「こんなことを学びたい!」の声から開講したものがほとんどね。
妄想会議の様子
大口さん:実際、この「ゆめママキッチン」は妄想会議のアイデアがベースになってできたお店なの。料理好きのお母さんの声を集め、クラウドファンディングで資金調達をおこない、構想から1年で形にできたまさにお母さんの熱量がこもった場所!
ーーそうだったんですね!妄想で終わらず実際にこうやって形になっていることは、お母さんたちにとっても励みになりますね。
森田さん:ゆめサポママの活動で伝えたいことは、「お母さんも夢を持っていい」ということ。私はコーチングの講演会を行う中で、「親=夢を持たない」と思っているお母さんがあまりにも多いことにびっくりしたの。「あなたの夢はなんですか?」と呼びかけても、会場が静まり返って「そもそも夢ってなんだっけ?」とポカンとしてしまう人がほとんど。
だけど「会場の皆さんで夢を共有してみませんか?」とチームに分かれてワークを始めると、「実はお店をやってみたい」「塾をやってみたい」と語り始める。本当はみんなやりたいことがあるんだよね。
最初は妄想でもいいからお母さんが楽しくいることが、子育てでも大切なの。
ーー確かに自分の母親の夢って聞いたことがないです。
森田さん:そういう人が大半かもしれない。中学校で講演会した時に「働くってどういう印象?」って聞いたら「辛い」「嫌だ」とマイナスのイメージの人が多かった。子育てでも仕事でも、親が楽しんでいないことって子供に伝わるんだよね。
だから、決して綺麗事ではなく、自分の好きなことややりがいを仕事にしていきたいお母さんを長野に増やしていきたいなと思っていている!
ゆめママキッチン」のパンフレットは、出産を控えたママデザイナーがつくったもの。「こんなものを作って欲しい!」の呼びかけに応じて、スキルが生かされた例です。
長野県内で1万人のママの繋がりを目指す「ゆめサポママ」
以上、「ゆめサポママ」の森田さん、大口さんに話を伺いました。
結婚、出産、その後のキャリアについて。誰もが不安を抱えるのは当然のことですよね。だって初めての経験なのですから。
・自分のペースでママ友とお付き合いしたい!
・長野県内で子育てをしていきたい!
・出産後もスキルを活かした働き方をしたい!
改めて、以上の内容でモヤモヤしている方がいたらぜひ「ゆめサポママ」を頼ってください。
興味があるセミナーやイベントへの参加はもちろんですが、「ゆめサポママ」の存在は、知っているだけでもかなり心強い!子育ての先を行く先輩ママを頼っていきましょ!
現在「ゆめサポママ」では設立3周年を記念して、LINE@の登録キャンペーンを実施中していますよ〜!1月31日までの登録で、プレゼントがもらえます。
もちろん登録は無料なので、長野県内のママたちはぜひぜひご登録を!
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≪プレゼントの内容≫
(1) 「子どもがお金に困らないようになるためのおこづかい帳
(2) 「忙しいママだからこそ簡単リメイクおかずレシピ(大口
(3) 「自分らしい働き方を考えるワークシート(森田舞作)」
(4) ゆめサポママから誕生した「ゆめママキッチン(長野市)
(5) シェアしてくださった方の中から抽選にて商品プレゼント
<期間>2019年1月22日(火)~31(木)までの
<クラウドファンディング支援団体>
ゆめサポママ@ながの
次回開催は2022年・・・信州諏訪御柱祭に行った週末。
こんにちは、ナカノ(@jimonakano)です。
いつになく画に力があります。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、お祭りに来ています。
4月2、3日に長野県諏訪地域で開催されている御柱祭に参加してきました。
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