バレンタインに向けて小学生のお菓子作りを手伝ってきた土曜日
こんにちは、ナカノ(@jimonakano)です。
突然ですが、恐らく昨日は日本で1番これが消費される日だったと思うんです。
ギターではないです。
無塩バターです。
さて、無塩バターを使う日、すなわちお菓子作りが1年で1番多く行なわれるであろう本日は、バレンタインデー。
本日の依頼者は・・・
モコズキッチンかよ。
なぜかなかなかキッチンから離れない、高遠さんが本日の依頼者です。
いきなりパスタでもてなされました。胃袋掴まれた。
高遠さんは信濃町で設計事務所を営むかたわら、黒姫駅前の「モトホンヤ」というフリースペースを運営しているそう。
木とか
緑とか
最先端の女子力感じるわ。
私が今いるモコズキッチンのセットと見間違うキッチンも、このモトホンヤの中にあるのです。歴史ある町に現れたイマドキオシャレ空間。
しかもこのフリースペース、現在Wi-Fi、電源使い放題、キッチン利用可能で1日100円(個人利用)という時空が歪んだのかと思うような価格設定。(イベント利用の価格設定もあるようです。)
色々と大丈夫なの?本当に。
・・・さて、肝心の依頼内容は「娘とバレンタインのお菓子を作って欲しい」とのこと。
女子力試されるやつ・・・!
今回は、お手軽で女子力高めな「ステンドグラスクッキー」をつくることに。クッキーの材料プラス飴でキラキラかわいいクッキー作れるそう。
高遠さんと小3の娘のほのぼのする2ショット。
娘はバレンタインに初めてお菓子を手作りするとのこと。
これは責任重大・・・!
・・・早速準備にとりかかります。
まずは溶かしたバターと砂糖を混ぜ合わせます。
薄力粉をふるいにかけて
こねる。
ここまでサクサクすすんでいます!いい感じ!
続いて生地を伸ばしていきます。
見守りたい気持ちはわかる。
そして伸ばした生地は一旦冷蔵後で冷やします。
冷やしている間にステンドグラス部分になる飴を砕く作業へ。
今回は8色入っているこの飴を選びました。
小さい飴が1袋に2つずつ入っているので、色ごとに分けていきます。
こんな感じ。
娘「ピンクが4種類もある、何味だろー?」
ナカノ「この薄いのは、ピーチっぽくない?あとは、いちごかなー?」
娘「多分濃いやつはぶどう・・・?あれ、あと一つは?」
ナカノ「あ、袋の裏に書いてあるよ!」
ボイセンベリーって何だよ。
昔から結構好きで食べている飴なのですが突然耳馴染みのない言葉が出てきてびっくりしました。
さて、飴を包丁などを駆使して砕いていくのですが・・・
娘「あれ、これ全然割れないや、堅い。おとうさーん!!!!」
ゴンッゴンッ
父「あ、これ全然割れねえや。」
ゴンッゴンッ
力仕事は男性に任せよう!!
・・・こんな感じで、ステンドグラス部分になる飴の準備は完了。
そうこうしているうちに、冷やしていた生地が固まった様子。
ここからは1番楽しい型抜きの時間。
和気あいあい。
沢山ある型抜きを使ってぽこぽこと生地を抜いていきます。
私が選んだのはこの型。
ボッコボコになったハンガーみたいな型を選びました。
どんどん並べていきます。
くり抜いた型の中に砕いた飴を入れる。
こいつには狂気を感じた。
一通り型抜きが終わったところで余熱したオーブンで15分焼いていきます。
〜15分後〜
娘「いい匂いしてきた〜!!はやく、はやく!」
ナカノ「よし、開けてみよう!」
異次元に通じてるの?
大丈夫?これ、写して大丈夫なやつ??
・・・色合いどうした??
ナカノ「でも、ほら味だよ、味。8種類のフルーツ味だから美味しいよ!!」
娘「飴、美味しい味だったもんね!食べてみる!」
ザクッ
あ!!!!
娘「まっず!!!これ食べ物なの?ねえ大丈夫?死なない?」
グレープフルーツジュースを水で100倍に薄めた中に鉄を入れたような味がしました。
調べてみると飴を入れるタイミングを間違えたとのこと。
クッキーが焼きあがる3分前に入れないといけなかったらしい・・・。
・・・でも大丈夫。こんな失敗を想定し、もう1セット生地を作っておきました。
いざ!!!
〜15分後〜
「チーン」
ナカノ「できたよー!!」
娘「ああああああ〜!!!!」
これも!
これも!
どっからどう見てもキキララの世界!
感動して父と客に見せる娘。
無事、成功しました・・・。
そして、黙々とラッピングしていく娘。
余ったクッキーをもらいました・・・!
え、めちゃうま・・・。
娘「はい!これもあげる!」
ハンガーだと思ったお前はカラスだったのか・・・。
・・・今回も無事、依頼を終えることができました。
異次元に通じるクッキーを焼き上げた時はどうなるかと思いましたが
娘の笑顔を見ることができ安心しました・・・。
帰り道、最寄りの黒姫駅へ。駅舎の看板がめちゃくちゃかっこいい。
黒姫駅のある信濃町は、遥か昔氷河時代のナウマンゾウの化石や石器などが出土されたり、俳人・小林一茶の故郷であったりと歴史を感じられる町として知られています。
歴史、感じる。
ナウマンゾウとか、氷河時代って何万年前ってレベルだよな・・・。
一茶、サンリオ感ありまくりだろ。
いきなり現代に引き戻されました。
それでは、また!
よい、バレンタインをお送りください!
今回のナカノの学び
- お菓子作りはトライ・アンド・エラー
休日に変化をつけたいならナカノをお呼びください。