家族サービスに加担した日曜日。
こんにちは、ナカノ(@jimonakano)です。
にわかには信じられないかもしれませんが、お風呂の椅子を持って氷上に立っています。
・・・1時間前
AM8:00
本日は、JR小海線で「小海駅」にやってきました。
ゴキゲンな駅名標識。
JR小海線といえば、先日「日本一標高の高い駅」である野辺山駅に来たばかり。
さらに、小海線はハイぶりっ子ちゃんという名のゆるキャラと呼ぶには刺激が強すぎるキャラクターがいることでも有名です。
さて、この小海駅で本日の依頼者と待ち合わせをしているのですが・・・
「おーい」
ナカノ「あ、お久しぶりです!!!!」
「朝早くから悪いねー」
本日の依頼者、山岡先生です。
【山岡先生:ナカノが高校時代に生物を教わっていた先生。高校卒業ぶりに会う。】
ナカノ「ひょー懐かし~~!!」
今回先生からは「子どもたちと遊んで欲しい。」とご依頼をいただきました。
さてさてさて~~~何して遊ぼうかね~~~!!!
と、考えていたら先生が「俺に任せろ」とのこと。ちゃっかり手はずを整えていただいちゃいました。
「妖怪ウォッチ与えときゃ万事解決」と思っていたプランニング力2の自分を恥じたいですね。
しかも今回、
山岡ファミリー勢揃い。
なにこれ家族サービスの邪魔しちゃっていいの?
若干の罪悪感を感じつつ先生のプランニングでやってきたのは・・・、
南相木村にある立岩湖。
そう、
ワカサギ釣りです!!!
聞いた所によると山岡家は、昨年初めてワカサギ釣りを始めたけれど前回の収穫は0。
つまり今回はリベンジ・マッチということ。私はワカサギ釣りは初めて。これはビギナーズラック狙えそうだぞ~~!!
どれどれ、どんな様子で釣るのかなー。
なんだこれ。スケルトンの王蟲(オウム)かよ。
・・・さて、氷上の様子も分かったところで早速準備にとりかかります。
まずは、氷上に穴をあけるところから。
こんな感じで先に刃がついた専用の機械をつかって、クルクルと回していくと
ガリガリガリガリ
穴が
ガリガリガリ
空きませんね。
・・・15分後
次男「ねぇ~それさぁ ずっと こおり がりがり って やってる だけ じゃんかあ!あかないよぉ!」
奥さん「あれ。あの人一瞬で穴開けてるよ。」
ガリ・・・ガリ・・・
・・・近くにあった既に開いている穴を利用することにしました。
穴を確保したところで、釣り竿の準備にとりかかります。
釣り針に餌をつけていき、
糸を垂らしていったら、
あとはひたすら待つのみ。
前日、先生から「椅子があった方がいいよ」と言われたので、ワカサギ釣りがある程度長期戦になることは想定済み。
だから持ってきました。
お風呂の椅子を。
ほらやっぱりしっくりくる。このサイズ感。
「Coleman」のアウトドア用の椅子とかいらないもん。
よーし!釣るぞ釣るぞ~!と子どもたちと穴を囲みます。
・・・1時間後
釣れない。
子どもたち「釣れない。寒い。」
ワカサギ釣りを始めて1時間半。
突如、辺りからライトセーバーの起動音が爆音で聞こえてきたんですよ。
フィシャアァア(謎のライトセイバー音)
・・・氷上に亀裂が入る音だった。
暖かい気候だったため、氷が溶け始めていました。厚く張った氷なので、恐らく割れることはないとのこと。
とはいえ、とにかく怖い・・・!!
身体も冷え始めたので早々と退散することにしました。
本日の収穫は0・・・残念すぎる〜〜〜!!!
とはいえ、まだまだお昼前。
山岡ファミリーに小海町を案内していただくことに。
小海町は、その町名をもじって「子産み・子育ての里」を謳っているそう。
ここは行っといた方がいいよ、とまず案内していただいたのがこちら。
子宝の岩「女岩」
あーわかる。なんとなく言わんとしていることは分かる。
こちらの子宝の岩、女岩があれば、もちろん男岩もあるとのこと。
女岩と男岩は少し離れた場所にあるそう。
車で約5分のところにありました。
看板から視線を左へ移すと・・・
いやいやいや、そのまんま!!!
次男と視線が合わせられなかった。
・・・さて、再び車で案内をしていただくと、
ん?
怖すぎる。犬ころて。
一節によると、その昔、村人が山犬を追い詰めて落としたことから「犬ころの滝」と名付けられたそうですが、定かではないとのこと。
目に入ってしまったらもう行くしかない。
車を停めていざ!
急な階段をくだっていくと・・・
しぶきを上げる犬ころの滝が目の前に。
なるほどなかなかの迫力だ。
滝を背に、なぜかデジカメに入れていたドライブレコーダーの動画の説明を始める長男。
他にもゲームに出てきそうな名前のスポットをご案内いただく予定だったのですが、
冬季通行止めにつき断念。。
本日最後に案内していただいたのが「北牧楽集館」。
昨年まで小学校だった建物内に、図書館、郷土資料館、公民館、スポーツ施設を作り、地域の人々が集まる場として利用されているそう。
懐かしいワックスの匂いが広がる〜!
図書館には、小海町出身の映画監督である新海誠さんの棚がありました!
ファンにはたまらないですね・・・!
奥に進むと郷土資料館が。
町の歴史や地理が分かったり
現在は統合してなくなった北牧小学校の歴史も理解できたりと、地元ではないのになんだか懐かしい気持ちを味わえる空間。
座ってみた。
館内を30分ほど見学し、そろそろお別れの時間。車は小海駅へと向かいます。
そうそう、今回先生にご案内いただいた小海町には「プティリッツア」と呼ばれるキャラクターがそこかしこに姿を現します。
このように駅舎の窓ガラスにもオシャレにプリントされています。
そして町中の至る所に、プティリッツアを模したモニュメントも。手作りでバリエーションも様々あり、自分のお気に入りを探すのが結構楽しい。
きっと町内の子どもたちが作ったんだろうなあと和やかな気持ちでいましたが、
こいつらこわすぎ。
・・・いかがでしたでしょうか。
初めこそお互いに緊張し、探り合っていた私達でしたが、
ナカノが山岡ファミリーに溶け込めたことは、この写真を見ても明らかです。
その夜、先生からは「子供たちも非常に楽しかったらしく、帰ってからナカノさんの話をずっとしてます。」とのメッセージが。
うれしさでいっぱいです。
最後に、北牧学習館の忘れ物のライナップをご紹介してお別れしましょう。
持ち主の方、お早めに取りに行ってくださいね!!!
さようなら。
今回のナカノの学び
- ライトセーバーの起動音≒湖の氷が割れる音
ナカノの休日、好きにつかって?3月の土日空いてます。