日本一ハードルの低いレコード屋に行った木曜日
こんにちは、ナカノ(@jimonakano)です。
久しぶりにブログを書いたがゆえに、勝手を忘れた手持ち無沙汰な写真で失礼いたします。
1年間ブログを更新しないと、自分のブログなのにドギマギしてしまいますね…。
どんなテンションで記事の作成を行っていたのか忘れてしまいました…。
さて、そんなホコリを被ってしまったブログに…
PRの相談がきたぞ〜〜!
何はともあれ、お話をいただいた方の元に早速行ってみましょう…!
文京区から台東区にかけて位置する「谷中」「根津」「千駄木」周辺地区は、その頭文字をとって「谷根千(やねせん)」と呼ばれています。
東京の下町を肌で感じられる谷中銀座を抜けていくと見える…
セブンの間口どうした
郵便受けの大きさ…?!
床屋は名前に自信がない〜!!
とても愉快な街です。すでに好きです。
被写体レベルの高い猫を横目に進むと、
謎の入り口!
依頼者はこちらのようです。
「ガチャ。」
ナカノ「こんにちは〜」
何狙ってるの、この眼光の鋭さ
おニューのレコードプレーヤーでした。
いきなりキレッキレ、ギラッギラの眼光に驚いてしまいましたが、
こちらがご連絡をくださった鈴木さん(左)。
対照的にはんぺんのような柔らかい笑顔の持ち主の菊池さん(右)。
いいバランスですね。
忘れてはいけません、1年放置したブログを再び書き始めた理由。
それは、「PR」すること!
ナカノ「鈴木さん、今回私は何をPRすれば…?!」
鈴木「もうお気づきかと思いますが、僕レコードがすきなんです。ほら…」
あ!ビクターの犬~!音楽好きの象徴だ〜!!
鈴木「違います、こっちですこっち!」
ナカノ「あれ、レコードプレーヤーがここにも」
鈴木「はい。これはちょっといいレコードプレーヤーです」
ナカノ「ちょっといいレコードプレーヤー」
鈴木「ナカノさんは音楽はお好きですか?」
ナカノ「車に乗る時にかけたり、音楽フェスに行ったりするので音楽はよく聴くので、好きかと言われたら好きです」
鈴木「では、レコードはお好きですか?」
ナカノ「ハードル…高い…」
鈴木「大丈夫なので寝ないでください。ここは『日本一ハードルの低いレコード屋』」
ナカノ「レコード並んでいますよね、オシャレなジャケットがずらりと」
鈴木「まるで小鳥のさえずりのような音色をかなでるフルート…」
ナカノ「え?」
鈴木「ジャズにおいてマイナーとも言えるフルートをジャズに用いたハービー・マンは素晴らしいアーティストです。そもそも、フルートというのはその見た目から金管楽器だと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は木管楽器で…」
鈴木「なんて、会話はここではないので安心してください」
ナカノ「フリが長いな」
鈴木「音楽が好きっぽい人が集まる場所。名前は『block』です」
ナカノ「ぽい?」
鈴木「先ほど僕たちが手に取ったレコード、どうしてこのレコードを選んだかわかりますか?」
ナカノ「え、このアーティストが好きだからじゃないんですか?!」
鈴木「カレーが好きだからです」
どういうこと?
鈴木「カレー好きが高じて、フェスに出店しようとしたのですが、ことごとく雨で中止になっているんですよね」
ナカノ「めっちゃ好きじゃないですかカレー」
鈴木「なんとなく。音楽と触れ合うきっかけは、なんとなくでいいんです。かっこよくある必要はないんですよ」
ナカノ 「ええっ。じゃあMacを開いて、レコードを背景にいい写真を撮るのも…」
鈴木「インスタ映え、どんと来い!」
鈴木「三階建てのこの店はほぼフリースペース。レコードでインド音楽を流して、この場所でカレーパーティーを行うことだって可能ですよ」
ナカノ「雰囲気良すぎ!」
鈴木「この場所の使い方は、足を運んでくれる方と一緒に考えられたら嬉しいです。なんてったって『日本一敷居の低いレコード屋』ですから。とことん敷居をさげちゃいますよ」
鈴木「そうだナカノさん。せっかくだから、レコードに針、落としてみませんか?」
ナカノ「映画やドラマの描写でよく見るやつ〜!やってみたかったんです」
…ザッ
♪〜
気持ちよすぎ!!!
プチプチを潰すような、枝豆を押し出すような、そんな気持ちよさだ〜!
鈴木「そうだ『レコードに針を落とすイベント』もやっちゃいましょう!」
ナカノ「なんでもイベントになるハードルの低さ!」
ーーーーー
日本一のハードルの低いレコード屋『block』は、今秋のオープンに向けて
壁を剥がしたり
床を貼ったりと
店舗となる空き家の改装をすすめています。
現在、クラウドファンディングで改装費用の資金調達中!
8/29 23:00の期限までに残された時間はあとわずか。
- ジャンル問わず音楽が好き
- 音楽フェスとは違ったイベントに興味がある
- カレーが好き
- レコードに針を落としてみたい
そんな方にきっと気に入っていただける『block』の挑戦をチェックしてみてくださいね。
新着情報はこちらからご覧いただけますよ!
そして根津駅徒歩1分と駅チカ!!
鈴木さんによる「谷根千ツアー」も敢行予定!
◆日本一ハードルの低いレコード屋『block』のお二人について◆
鈴木宏明
長野高校卒業後、北海道大学進学。 新卒で日本郵便に入社し、IT部門でシステム管理を担当。 現在は東京の谷根千周辺と長野を拠点に場づくりや企画をしている。
菊池隆宏
茨城県出身。早稲田大学にて地理歴史を学ぶ。大学時代から大道具として舞台美術を作成。その後建築を学び直しに夜間の専門学校へ通う。学校休学中に谷中にある建築設計事務所HAGISTUDIOにて働く。現在は鈴木と共に東京と長野のプロジェクトに参加。物件の内装のDIYを進めている。