次回開催は2022年・・・信州諏訪御柱祭に行った週末。
こんにちは、ナカノ(@jimonakano)です。
いつになく画に力があります。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、お祭りに来ています。
4月2、3日に長野県諏訪地域で開催されている御柱祭に参加してきました。
お〜い
お〜い
今回の依頼人の東城さんです。
視力が2.0なので容易に認識できました。
今回の依頼は、「6年に一度の御柱祭を楽しんで欲しい」とのこと。
長野のお祭り女ことナカノの血が騒ぐ依頼をいただきました。
信州諏訪御柱祭とは・・・?
正式名称:諏訪大社式年造営御柱大祭
御柱祭(おんばしら)は7年目毎、寅と申の年に行われます。正式名称は「式年造営御柱大祭」といい宝殿の造り替え、また社殿の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢200年程の樅の巨木を曳建てる諏訪大社では最大の神事です。
御柱祭はめちゃくちゃ激しい。
柱に人が乗り、全長100メートルの土手を滑っていく木落しの様子は、テレビなどで観たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
山から切り出してきた重さ10トンにもなる巨木を人力で運び出し、諏訪大社を目指すそう。
最終的な目的地は大きく上社と下社の二箇所。
諏訪地域の各地区ごとに上社4本、下社4本、計8本の柱を曳いていきます。
こんな感じで、上社、下社で柱の形状に違いがあります。
上社の御柱からはめどでこと呼ばれる柱が4本伸びているのです。
こんな感じでめどでこに氏子が登ります。
圧巻すぎる。
上社と下社は別日程で柱を諏訪大社を納めます。
上社は4月2〜4日、下社は4月8〜10日に山出し
上社は5月3〜5日、下社は5月14〜16日に里曳き(さとびき)
上社は6月15日、下社は6月13日に宝殿遷座祭(ほうでんせんざさい)
お祭りは4月〜6月にかけて開催されます。
・・・さて、遠く聞こえる東城さんの呼びかけを最後に私達は会うことはなかったのですが、
東城さんからこんな素敵なものを託していただきました。
参加者のハッピです。
御柱祭は、迫力満点の木落しもさることながら、
バリエーションの多いハッピを見ることも楽しみのひとつ。
ハッピのバリエーションがマジで多い!!
地区ごと、役割ごとに製作するそうで、背中には各々の地区名、役割名がドカンと載ってます。
こちらは祭りを盛り上げるための統一ハッピ。
力強い「諏訪」の文字と曳綱(ひきづな)がかっこいい。
ちなみに私のお気に入りは
かっこよすぎません・・・?!
なにはともあれ、ハッピを手に入れたからには祭りに参加したくなるのが日本人の性。
曳いてみた。
「ヨイテーコショ」の掛け声で、ずりずりと曳いていきます。
この日は天気がとてもよかったのですが、強風だったため砂嵐の中を曳いていきました。
そして、高いところが好きな私にはたまらないイベントが。
旗に登ったよ。
皆さん温かすぎる〜!!
さらに今回私が参加させていただいた上社山出しの醍醐味でもある、「木落し」と「川越え」を見ました。
「木落し」
ちょっと・・・理解できないこの角度・・・!
正面から見るとこんな感じ。
「川越え」
にゅっと突き出した御柱が・・・
川を・・・
越えていきます・・・!
息を呑むシーンの連続だったのですが、写真ではライブ感がなかなか伝わらないのが悔しいところ・・・。
さらに今回の御柱祭で忘れてはいけないのがこちら。
お酒です。
諏訪地域には、長野を代表する日本酒「真澄」の宮坂醸造を始め、9つの蔵元があります。
祭りにかかせない日本酒。今回の御柱祭でも拝むことができました・・・。
ほら・・・
2000ml携えてる
アルクマが祝っているし
鈴だって付いちゃってるし
こんなイケてる入れ物に入っていたりもする。
・・・6000ml?!
ビールの売り子かよ
車で来たことをこんなに恨んだことはありません。
氏子の皆さんのエンジンとなるお酒に目が釘付けでした。
あららら、竹に入ったお酒。これ絶対おいしいやつ。
やめてくれ〜!!!
・・・こちらからは以上です。
今週末の4月8〜10日は下社にて御柱祭が開催されます。
激混み必至ですが、次回の開催は2022年。
行くでしょ。
最大傾斜35度、距離100mの坂を一気に下る、迫力満点の木落しは必見です!
ぜひ足をお運びください。
◇御柱祭に行くなら・・・
・日焼け止め必須
ー油断すると半端なくやけます。(やけました)
・手ぬぐい、タオル必須
ー砂ぼこりが大敵。ぐるんぐるんに顔に巻きつけましょう。
・モバイルバッテリー必須
ー木落しでムービー利用率がぐーんとあがります。迷子になったのに携帯の充電がない・・・を防ぐべし。
・有料席をとるとなんかいい感じ
ーポジショニングに自信のない方、木落しは有料席での観覧がオススメです。基本的に前売り券ですが、もしかしたら当日券もあるかもしれません・・・